ずいぶん前に買ったきりになっていた本をようやく開く気になり、今、読んでいる。もちろん読みたいから買ったんだけど、688ページもある本で、その分厚さにひるんでいたら7年も経ってしまった。でも、本の厚さのことだけじゃなくて、内容的にも自分の中で読むタイミングを計っていたように思う。
まだ10分の1程度しか読んでいないけれど、今のところは興味深く読めている。内容に引き込まれ、続きを読みたくなる。活字を読むことがすごく好きとか得意とかいうわけではなく、読むことや理解することにはいつも苦労している部分があったりもするんだけど、そんなわたしにも読みやすくて、本当にありがたい。この先もずっとこんな感じで続いていたら、このページ数でもなんとか最後まで読めるかもしれない。
普段「読書」は、優先順位でほかのことに負けてしまったり、楽器の練習でもうだいぶくたびれてしまって、そのあとに読む気力までは残せなかったり、といったことが多い。だから「本のための時間や気力をどれだけ確保できるか」ということもある。ある程度続けて読んでいないと、内容を忘れて「なんだっけ?」となってしまうもんね。実際、そういうことが少なくないわたし。
この夏(の間に読み終わらないかもしれないけど)、この本と良いお付き合いができるといいな。
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