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まさえ
(mimu)
愛知県在住,40代。
一時期,こころとからだの勉強をしていました。ゲシュタルト療法やボディサイコセラピーなど,ソマティックアプローチの心理療法を中心に学んでいました。
現在は,ゆるゆると己事究明を続けつつ,趣味とセルフワークを兼ねて,日々楽器を弾いて過ごしています。
ピアノはオオハシ132EWを使用 (2020年10月~)。

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2025.2.15 ピアノの練習 – グリーン (田中 カレン)

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どれくらい前からかな……自分がなんだか不安定というか、揺らいでいるというか、そういう感じがする。もとからそういう部分があるにはあるんだけど、最近のはそれよりやや強め、多め。たびたび気持ちが沈んだり、泣けてきちゃったり。いつも以上に自信が持てず、「自分はダメだ」感がずーんと自分にのしかかる。こんなときは、服も何を着たいのか全然分からなくなる。どれもしっくりこない、似合わない。そのことでさらに気持ちが沈む。“外”や“人”から遠ざかる。距離を取って、家に、内にいたい。

「あ、これってもしかして……」

年齢的に、今、からだが変化していて、それが気分にも影響を及ぼしている――ゆらぎ期、更年期……全部ってわけじゃないにしても、そういうのもあってのことなのかもしれない。そう思ったら、だいぶ気が楽になった。気をつけることには気をつけて、あとは揺らいでいる自分を見守り、寄り添うようなつもりで過ごせたらいいのかな。幸い、さっき並べたような気分のこと以外は、今のところ大丈夫そうだし。

そんな中でも、なぜか音楽は変わらずやれている。むしろ興味や意欲が増しているくらい。特にピアノはいろいろと見直し始めているところで、今、練習がとても面白い。継続してやっている何かに対して心から楽しい、面白いと思えたり、調べる、学ぶ、考える、実践(練習)するといったことが自然と、自発的にやりたくなってやっている今のような状態って、生まれて初めてかもしれない。単に気持ちが揺らいだり、沈んだり、引きこもっているというんじゃなく、自分にこういうものがあって良かった。Fit Boxing 3  も続けられているし、不安定ながらもそこそこにはうまくやれているってことなんだろう、きっと。


田中カレン作曲「グリーン」(『地球』より) という曲を練習しました。最近は「表現力を養う」ということが自分の大きなテーマの1つになっていて、そこにじっくりと取り組むために、コンパクトで易しい曲を多く練習に取り入れています。この「グリーン」も、作品として楽しむことと表現の練習を兼ねて選びました。

「グリーン(Green)」で、曲はこう始まって……わたしは、自分が優しく晴れた日の草原に立っていて、やわらかな風に吹かれている、そんなイメージが浮かびました。そのときの自分の気分も。もちろん、曲が展開していって場面が変われば、イメージの中の自分も動く。こんなふうに曲であれこれ想像をしているとき(というか、想像が浮かんでしまうとき)、わたしの場合、景色はジブリ映画に出てきそうな感じであることがとても多いです。あまりあちこち積極的に出かけていくタイプではなく、想像力もそれほど豊かじゃないんだけど、一時期よく見ていたジブリ作品たちに助けられ、こうして多少は曲のイメージを持って練習に取り組むことができています。

どうも不器用というか、がさつというか(汗)、自分のそういうところがしょっちゅうイヤになっちゃうんだけど、思い描いた「グリーン」、いくらかはそのように表現を頑張れたんじゃないかなと思います。一足早い春を味わったような、見てきたような、そんな練習体験でした。

2025.2.15 収録

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