#演奏記号 #アーティキュレーション
以前、セシル・シャミナードの「オリエンタル」(楽譜は『シャミナード・ピアノソロ名曲集 』掲載のものを使用)という曲を練習し始めたとき、こんな表記が出てきて「えっ!?」と思った。

赤い点線枠の箇所、はじめは下の音(HとH)がタイでつながっているのかと思った。けれど、それぞれにスタッカートもついている。タイとスタッカート?それじゃ意味が分からない。なら、同じ高さの音同士であっても、この場合はタイではなくてスラーなのかな……?(そんな場合もあるの?)
そうなんだとして、でもスラーとスタッカートじゃ反対の意味のようにも思えるし、これが一緒に書かれているのはどういうわけなのか……?どのように弾けと言っているのか、感覚的にはなんとなく分かる気がする。でも、ちゃんと知りたい。
調べてみたところ、「スラー + スタッカート」で書かれているこれは mezzo staccato(メゾスタッカート)というのだそう。 メゾスタッカートの適切な説明を探していて、こちらの記事を見つけた。

意味は「音を適度な長さで切り離す」か。「やや~に」を意味する mezzo がついているから、スタッカートを少し弱めた感じ、スタッカートよりはもう少し残る感じ、ということかなと思う(適切な表現かどうかは分からないけれど)。
ちなみに、 メゾスタッカートは「テヌート + スタッカート」で表される場合もあるようだ。
余談だけど、メゾスタッカートに出会ったのはこれが初めて……と思っていたら、そうではなかったことに昨日気づいて、またまた「えっ!?」と思った。『ブルクミュラー 25の練習曲 』の「優しく美しく」に出てきてる!

ということは、子供の頃に既に出会っていたんじゃん……。当時はまだこういうところまでしっかり意識できなかったのか、それとも「なんとなくこうだろう」の感覚で弾いて通り過ぎていったのか。全く記憶にないや。
本当は、ほかでもときどきメゾスタッカートに会っていたのかもしれないなぁ。

