
日常の人間関係とは別に、気軽に、気楽にいろんな人とかかわれる、何かそういった方法やサービスで良いものはないかな……と前々から思っていた。知らない誰かとのたまたまの出会いや一時(いっとき)の交差を楽しむことが、世の中的にも自分的にも、昔に比べると難しくなったような気がする。知らない人とのラフなやりとりは、インターネットが普及し始めた頃、チャットやメールでたくさんしていた。15年ほど前でもまだ SNS でいくらか楽しめた。
今の SNS は便利な面もあるけれど、わたしにはあまり合わないなぁと思う。変に疲れたり、気持ちがすさんでしまうときがある。相手や投稿内容との距離感、時間的な間合いをはかるのに苦労する。でも合わないと思うのはそれだけじゃなくて、“情報”の“消費”感が強かったり、タイムラインがベルトコンベヤのように思えてしまう、そういうところもどうも好きになれず……。もうほとんど使っていないし、つながりも知人、友人だけになっている。
ちなみに、ブログのコメントや返信に関しては、わたしは“ラフなやりとり”よりはもう少しがっつり書いてきたから、ちょっと脇道の話になるけれど……。2010年にブログを始めて、いろんな方とコメントのやりとりをたくさんしてきた。ときにはメールなどで話すこともあった。けれど、そういったことは、もうだいぶ前からすっかりなくなっている。一番は、自分がブログのコミュニティ的なものから離れたのが大きい。コメントをもらうことも、書き込むことも、ほとんどなくなった。ただ、ブログ界(?)自体、以前ほどの活気はなくなったような感じもしていて、コメントというものから離れていく人や、ブログから離れていく人もわりといたから、もっと前からやりとりが減ってきてはいたと思う。さらにブログって、多分なんだけど、ふらっと訪れた人がコメントを書き込むにはハードルが高いかもしれない。そんなこんなで、今まだコメント欄は置いてあるけれど、基本的にコメントをもらうことはないだろうな、で納得している。
誰かとのちょっとした交流を楽しむのに、インターネットで、デジタルな方法で、というのは、わたしにはもう難しいのかもしれない。ちょっとずつ仕組みの違うサービスがいくつ並んだところで、結局はどれも同じ気もするし。
海外の人とポストカードのやりとりができる ポストクロッシング(Postcrossing) というサービスを知ったのは、昨年の12月だったと思う。デジタルじゃないならアナログ?ということで、文通のサービスを調べていて見つけた。

いいなと思ったのは、ランダムに選ばれた相手に送るということ、そして基本的にやりとりは1回だけでいいということ。ボトルメールみたいなとこあるね。今のわたしにとっては、特にそういうのがありがたい。それから、送るのが手紙ではなくポストカードというのもいい。英語はさっぱりできないけれど、今の翻訳サイトはすごいって聞くし、それでポストカードに数行書くぐらいなら頑張れそう。何より、いろんな国の人とやりとりできるなんて、ちょっとやってみたい。
苦手な英語で海外の人とやりとりをするなんて、以前のわたしだったら絶対に手が出せなかったこと。それを「やってみたい」と思えていることは、とても嬉しい。あまり気負わずに、お試しのつもりで
「まずは一通書いてみよう」
「一通だけで終わってもいいじゃん」
でやってみることにした。
……と言いながら、それでもすぐには行動に移せなくて、会員登録したのは1月の終わり頃。あれこれ心配しすぎて、考えすぎて、それだけ時間かかっちゃった。登録後もプロフィール等を書いたところで、また止まって……。今月に入ってやっとやっと!1枚目を書くことができた。やれやれ、ビビリは何かと大変(笑)。でも、1枚出して「こんな感じなんだな」って分かると、だいぶ肩の力が抜けてきた。何日か経って、2枚目もいけた。
そして、そろそろ3枚目を書いてみようかな、と思っている今日この頃。
どれくらい書くか、続くかは分からないけれど、無理なく、楽しくやれる範囲内でやれれば、それでいいなと思う。自分に、それから相手にもだけど、過度な期待をしないことと、過度に相手の期待に応えようとしないこと。今は特にこれを大事にしたい。その練習にもなるなぁ、なんて思ったりも。
のんびりでも続くようなら、ほかのポストクロッサー(ポストクロッシングの会員)の方たちのようにわたしも、ここに記録を残していこうかなぁ。どんなふうに書こうかな。


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