散歩に、読書に、ピアノの練習……暑くもなく寒くもない、ちょうどいい季節。9月のうちはまだ最高気温が30℃を超えていたのに、10月に入り、まるで突然思い出したかのように(?)一気に秋になった。
新型コロナウィルス感染から1か月と3週間。体調はほとんど回復した。ほんのわずかに咳は残っている。1度咳が出るとしばらく続く。けれど前よりは少なくなったし、出ても短い時間で治まるようになった。散歩をしていても、ピアノの練習をしていても、体力が戻ったことを強く実感する。そして「動けるようになって嬉しい」から「やっていて楽しい」になっている。
気持ち的にはまだいくらか元気ないような感じもある。でもまぁ、コロナは心身ともになかなか大変だったし、その大変さはけっこうショックが大きかった。ゆっくり元気を取り戻していけばいい、時間をかけていい、そう思っている。それに、季節的なものもあるもんね、気持ちが少し下降してくるのって。
ここ数日、わたしの中では「癒着(しない)」「執着(しない)」ということがキーワードになっている。今読んでいる原始仏教の本と韓氏意拳(かんしいけん)の本(どちらも入門的なとても易しいもの)がきっかけ。ここに「不健全な依存(をしない)」というワードを加えてもいいかもしれない。
6月に参加した韓氏意拳の体験講座でのことも思い返しながら、自分なりにではあるけれどからだ側(?)から、体験によって「癒着(しない)」「執着(しない)」を勉強中。散歩やピアノの練習のときにも、神経質にならないように気をつけながら(それもまた「執着」として)探索している。
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