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まさえ
(mimu)
愛知県在住,40代。
一時期,こころとからだの勉強をしていました。ゲシュタルト療法やボディサイコセラピーなど,ソマティックアプローチの心理療法を中心に学んでいました。
現在はゆるゆると己事究明を続けつつ,趣味とセルフワークを兼ねて,日々ピアノを弾いて過ごしています。
ピアノはオオハシ132EWを使用 (2020年10月~)。

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空白のあと

画像素材
写真:Ylanite Koppens|Pexels

先月下旬、わたしもとうとう新型コロナウィルスに感染してしまった。今年の夏はやけに暑くて、だいぶ疲れていた。そのからだで、久しぶりに2日間連続の講座に参加し、勉強してきた。ウィルスに捕まったのはその会場か、行き帰りの電車か……実際にはその2日の間のことかどうかも分からないけれど(ただ可能性は高い)、とにかく講座の翌日にはなんだか喉に違和感を覚えていて、そのまた翌日には熱が出てきた。

抗原検査キットで調べてみると、陽性判定。

「あー、やっぱりそうなのか」
「ついに来ちゃったな」

その後、思ったよりも長く、熱とひどい喉の痛みが続くことになる。喉の痛みのせいで、食事はおろか水分さえ十分に取れず、夜もろくに眠れず。そして、症状が落ち着いてきてからも、体力低下や脱水のためになかなか起き上がれないでいて……。

普段ちょっと具合が悪いくらいではそう気が滅入ったりしないわたしも、今回はさすがに参った。いつもの負けず嫌いな自分は、ほとんど顔を出さなかった。出せなかった。

最近になって、ようやく元の生活を取り戻しつつある。まだ体力には不安があって、疲れやすいのはある。けれど、起き上がれるようになって、また少しずついろんなことができるようになってきた。食事や水分は以前に近いくらいの量を取れるようになった。運動や家の掃除はもう少し先送りになりそうだけど、具合が悪い間には難しくなっていた洗濯ができるようになった。ピアノも、からだの様子を見ながら、また音を鳴らし始めている。

十分ではなくても、こうして動けていることが、今、とても嬉しい。

今年の夏はコロナ感染で2週間くらいすっぽり抜け落ちたような、そんな感覚。空白の2週間。喉のひどい痛み、ベッドで横になっているしかない自分、そのベッドのぬるい感触、温度感……記憶のほとんどはそれ。気づけばいくらか涼しくなっていて、過ごしやすくなっているし。わたしにとっては「いつの間に?」。ちょっとびっくり。

何はともあれ、また少しずつ立て直していきます。

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