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まさえ
(mimu)
愛知県在住,40代。
一時期,こころとからだの勉強をしていました。ゲシュタルト療法やボディサイコセラピーなど,ソマティックアプローチの心理療法を中心に学んでいました。
現在はゆるゆると己事究明を続けつつ,趣味とセルフワークを兼ねて,日々ピアノを弾いて過ごしています。
ピアノはオオハシ132EWを使用 (2020年10月~)。

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2023.12.9 ピアノの練習 – わんぱくさざえ (三善 晃)

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今年のはじめにこのサイトを立ち上げて、11か月が過ぎた。肩肘張らず、のんびりペースでの更新。そのペースも記事の中身も、今の自分にちょうどいい感じでやれているんじゃないかな、と思っている。

昨年の夏以降、ピアノはずっと録音できていなくて、この『ここからノオト』としてはここまで、新しい音源は1つも投稿できずに来ていた。年を越す前に、ブログ開設から1年経つ前になんとか何か……という気持ちがなくはなかったから、先日やっと録音できて、今日こうしてここに持ってくることができたのは、やっぱりちょっと嬉しく思う。自分のためにやっているだけのことではあるんだけどね。ほっとしてもいる。

今年、アップライトピアノの背面に設置するタイプの防音パネルを導入した。それから、演奏時に自分の後ろと横に置くために吸音パーテーションも購入した。その頃に練習していた曲、季節(温度や湿度)、練習時間の長さ、環境(マンション住まいであることや、リビングで練習していることなど)といったこととの関係から、音量や反射音がだいぶ気になるようになってきたからだ。近隣への配慮と、より良い練習のため、そして自分の耳を、からだを大切にするために、今わたしにできることの範囲内で音の調整を試みよう、と思うに至った。「自分の練習やからだのため」という点では、防音パネルや吸音パーテーションを設置することで、音を聴くことがだいぶ楽になったし、練習もしやすくなった。

部屋をリフォームして防音室をつくるとか、部屋の中に2畳ぐらいの広さの防音ブースを設置するとか、そういった大掛かりなことはなかなか難しいし、わたしには手が出ない。それに比べたらずっと簡単な方法で、お金もかかっていない(パネルとパーテーション合わせて約11万円)わけだけど、そのわりにはうまくいったんじゃないかなと思う。こういったことに関して知識があるわけでもなんでもないから、それぞれの商品を買った方たちのレビューを読んだり、音との付き合いが長い知人に相談したり、といったことが、だいぶ助けになった。最後は「エイヤー!」で買って試してみるしかないにしても、やっぱりいきなりはそこにいけないもん。

防音パネルを買ったとき、ピアノの下に入れる吸音材がサービスでついてきたので、それもありがたく使わせてもらっている。

ちなみに「近隣への配慮」に関しては、今回のパネルやパーテーションの設置以外に、部屋の換気口内に消音材を多めに入れることもしている。こちらの効果は自分で確認できないけど……いくらかでも役に立っているといいな。


今回弾いたのは、三善晃作曲「わんぱくさざえ」(『海の日記帳』より) という曲です。1か月半ほど練習し、録音しました。

現代日本人作曲家の曲を選んでみたのは初めてでしたが、使い慣れない和音が出てくる面白さ、クラシックの安定感、“日本人感覚“の安心感……

「現代音楽もいいなぁ」
「日本人の曲も面白いなぁ」

と思いました。

曲の中盤に、左手で二和音(減五度または増四度)の半音階を弾くところが2か所出てくるのですが、けっこう手こずりました。指がこんがらがって、音を弾き間違えてしまう。「間違えないように」と思うと力が入り、余計に弾けなくなっちゃったり。

  • その箇所だけをゆっくり、何度も繰り返し弾いて、からだに確認させる
  • 一生懸命になったりムキになったりして肩に力が入っていないかどうか、ちらっと意識を向けて確認する
  • 肩や腕の重さを感じながら弾く
  • からだが長く大きくいられるような、そんな居方(いかた)を探す

というような感じで取り組みました。

結局、このテイクでもその半音階のところで1か所間違えてしまっているんだよね。ちょっと悔しい。この曲はこれで終わりにするけれど、そこは自分の課題として持ったまま、この先もピアノの練習を続けていこうと思います。

こどもさざえたちが元気いっぱいに遊んだり動き回っている様子を思い浮かべながら弾きました。

2023.12.9 収録
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