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まさえ
(mimu)
愛知県在住,40代。
一時期,こころとからだの勉強をしていました。ゲシュタルト療法やボディサイコセラピーなど,ソマティックアプローチの心理療法を中心に学んでいました。
現在は,ゆるゆると己事究明を続けつつ,趣味とセルフワークを兼ねて,日々楽器を弾いて過ごしています。
ピアノはオオハシ132EWを使用 (2020年10月~)。

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お題「プレゼントしたい本」②

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こちらは過去記事のリバイバル版です。
(記事内の色の文字,取り消し線    ,伏字 :リバイバル版投稿時の加筆修正)

▽前回の記事

「お題『プレゼントしたい本』①」の続きです。

思いつきで「大人(の)進路」と検索したら、ほぼそのままの言葉がタイトルになっている『おとなの進路教室。』という本が出てきたのには、なんとも妙な気分になったけれど。どういった感じの本なんだろうと興味がわいたので、すぐに Amazon や楽天市場などで商品の説明を読んでみました。レビューも見ました。それで「あ、面白そう」「わたしに合うかも」と思えて、買ってみることにしました。

もちろん、ボディサイコセラピーのトレーニングを続けるかやめるかを考えるヒントになるといいな、と思っていたし、本を注文したとき、頭の中には

翌日には本が届く
      ↓
すぐに読む、一気に読む
      ↓
トレーニングをどうするか、改めて考えて、結論を出す
      ↓
期限(9月末)までに事務局に連絡できる

という計算(?)がありました。

「ああ、ギリギリだけど、なんとかいけるかも。間に合いそう」

と思った……のですが、この後ちょっと予想外のことが起こります。

注文した翌日、確か午前中のうちに本は届きました。早速、箱から取り出して、読み始めて……。「はじめに」のところを読んでいて「ん?」と思いました。何かおかしい気がしました。読んでいて違和感があったんです。はじめは、書かれていることをわたしがちゃんと理解できていないだけかなとも思ったのですが、でもやっぱりなんか変な気がする。内容が「進路」ということからちょっとズレているような……?

本の表紙(カバー)を見直してみました。『おとなの進路教室。』と書いてある。そうだよねぇ、うーん……。開いて1ページ目を見てみる。

「……え?……えっ!?」

そこに書かれていたタイトルは、なぜか『おとなの小論文教室。』。「進路」じゃなくて「小論文」。

「なんで?」
「……!」

カバーを外して本自体の表紙を見てみると……『おとなの小論文教室。』!!

カバーは『おとなの進路教室。』だけど、中身はなんと同じ著者の『おとなの小論文教室。』という本だったんです。『おとなの小論文教室。』の本に『おとなの進路教室。』のカバーがかかっていた、わたしが読んでいたのは『おとなの小論文教室。』の「はじめに」だった、っていう。そりゃ違和感あるよなぁ……別の本だもの。

こんなことってあるんですねぇ。初めてのことで、びっくりしました。web で調べたら、中古の本ではときどきこういうこともあるようですが(それもちょっとびっくりだけど)、わたしは新品を買っているんだけどなぁ。うーん。

すぐに交換の手続きをして、その翌日には今度こそ『おとなの進路教室。』が届きましたが……。なんだか拍子抜けしちゃいました。届いた本が実は『おとなの小論文教室。』だったということが分かったそのとき、

「そうかー、そうきたか」
「本読んで、それでトレーニングのこと考えるっていうふうにはならないわけね」

なぁんて思ったり。いや、翌日に届いてからでもそうしようと思えばできたかもしれないけれど、なんか「もういいや」っていう気持ちになって。いい意味で力が抜けたというか。本は届いたらゆっくり読むことにして、トレーニングをどうするかはここで決めてしまうおう、と。

翌日、今度こその『おとなの進路教室。』が届く前に、事務局には

「トレーニングをやめます」
「1年だけの参加となりましたが、本当にありがとうございました」

という連絡をしたわたしだったのでした。

思っていたのとかたちは違うけれど、これはこれで『おとなの進路教室。』がわたしの進路を決める手伝いをしてくれた、とも言えるかも(笑)。

今回は、「プレゼントしたい本」というお題に“沿って”というよりは、このお題をヒントに、『おとなの進路教室。』という本にまつわるエピソードを書いてみました。本の内容には全く触れませんでしたが、10月に入って少ししてから読んで「面白かったなぁ」「買って良かった」と思ったし、同じ著者の別の本も読んでみたくなりましたよ。

……『おとなの小論文教室。』も気になってます。

特効薬ではありません。でも、自分の考えを引き出すのによく効きます。

『おとなの進路教室。』
山田 ズーニー (著)

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