10年前の今頃、わたしは 忍者ブログ でブログを書いていました。そして、数回だけだったけれど、忍者ブログの トラックバック本舗 というサイトが提供していたお題に沿って記事を書いたことがあります。当サイト『ミムノア』では過去記事のリバイバル版も掲載しているので、そうしたお題記事を再投稿するとき、「懐かしいなぁ」と思ったりします。
記事は投稿前だけでなく、後になって見直したり、必要なら修正を加えることもあるので、そのたびに読み返すことになります。そうやって当時のお題記事も読み返しているうちに、ふと
「お題か……またやってみようかな」
なんていう気持ちが出てきました。お題に沿って書いたり、あるいはお題をきっかけに、そこから少しズレてもいいから自由に連想して話をしていったり。そんなふうにして「お題があることで自分の中から出てくるもの」を楽しめるかもしれないなぁ、と思いました。
「お題がある」とか、連想・想像といったことはあまり得意ではないんだけど、“続けば”(汗)自由に考えることの練習にもなるかなぁ。
さて、お題「プレゼントしたい本」。今回のお題は『saekosensei.com』さんからお借りしました。
……わたしは誰かに本をプレゼントすることはおろか、貸すことさえ基本的にはしないことにしているんですよね……。はじめからそうだったわけじゃないんだけど、今から数年前にそのあたりでけっこう嫌な思いをしたことがあって、それで本は貸すのもあげるのもやめることにしました。
だから「プレゼントしたい」にはならないんだけど、「面白かったよ」「良かったよ」と思った本ということで考えてみました。専門的なものやマニアック(?)なもの以外でね(少なくとも今回は)。とは言っても、なかなか「それ以外の本」を読むことがなくなってしまっているから、かなり限られてきちゃうけれど。
わりと最近読んだ本の中では、わたしはこれが面白かったです。
本の内容についてはリンク先にある商品説明やレビューにお任せしようと思いますが、わたしがこの本を買ったワケというのがありまして。
6月にボディサイコセラピーのトレーニング1年目を終えて、その後、2年目も続けるかどうかでずっと悩んでいました。9月末までに決めて事務局に連絡する必要があったのですが、期限まであと数日となってもまだ気持ちが決まらなくて。
続けたいと思う理由、やめたいと思う理由をそれぞれ書き出してみて、全体を眺めてみる、再び考える。ある日は「続けよう」と思う。別の日には「やめよう」と思う。日によって出る答えが違う。続けたい気持ちにもやめたい気持ちにもそれぞれ大事な部分があるし、だけど続けたらどうなるか、やめたらどうなるかという“未来”が分からないのは当たり前にしても、思い描くこともわたしには難しかったから、どちらを選ぶことにも自信や確信なんてものが持てるはずもなく。お金やスケジュールの面で無理とか、「こんなのつらすぎる!」「もう嫌だ!」とかで、やめざるを得なかったりやめる気満々の100%だったのなら、そこまで悩まなかったのかもしれないけれど……。
3か月くらい考え続けていたことになるのかな、とても苦しかったです。
気持ちが決まらなくて、どうにも困ってしまって、「いっそのこと誰かに決めてほしい」と思ってしまうくらい悩み疲れていて、何かにすがりたいというか、どこかに考えるヒントがないものかと……。それである日、その何かやヒントを求めて web で検索しだして、そのうちなんとなく「大人 進路」だったか「大人の進路」だったか、そんなあたりを思いつきで検索バーに入れたんだったと思う。そうして出てきたものの中にあって目に留まったのが、さきほどの本『おとなの進路教室。』でした。
「大人(の)進路」と入れて出てきた『おとなの進路教室。』。ほとんどそのまんまじゃないか、そんな本があったなんて。そのとき、
「そうだよね、大人だって“進路”に悩むときがあるよね。悩んだっていいよね」
とかなんとか思ったかもしれない……とにかく、わたしはその“検索ワードほぼそのまんま”の本に興味を持ったのでした。
今日はここまでにします。続きもまた読んでくださったら嬉しいです。
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