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まさえ
(mimu)
愛知県在住,40代。
一時期,こころとからだの勉強をしていました。ゲシュタルト療法やボディサイコセラピーなど,ソマティックアプローチの心理療法を中心に学んでいました。
現在は,ゆるゆると己事究明を続けつつ,趣味とセルフワークを兼ねて,日々楽器を弾いて過ごしています。
ピアノはオオハシ132EWを使用 (2020年10月~)。

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こころ・からだの探求

こちらは過去記事のリバイバル版です。
(記事内の色の文字,取り消し線    ,伏字 :リバイバル版投稿時の加筆修正)

最近、ロルフィング を始めました。ロルフィングのセッションを受けるのは全くの初めてだったので、初回は体験セッションということでお願いして行ってきました。それが1つ前の記事のインプロを弾いた前日のこと。

ロルフィングもバリエーションがいろいろあるのだそうですが、今回お会いしたロルファーさんのやり方、それからロルファーさんの人柄やセッションルームの雰囲気なども、わたしにはとても安心できるものでした。初回だとか体験セッションだとか思えないくらいに、からだにいろんなことが起きて、いろんなものを感じて、充実の時間、かけがえのない時間を過ごすことができました。

「ロルフィングを続けてみたい」「続けられそうだ」そう思えたので、その場でベーシック10シリーズという全10回のセッションを申し込んできました。既にその1回目は終えていて、来週2回目を受けてきます。

それと、昨日の朝、12月開催のあるワークショップに参加申し込みをしました。ワンデイ(1日)でリアル開催。ロルフィングがそうであるように、こちらもまた“自分のからだを知る、学ぶ”といった類のもの。そして、これまた初めて体験するものです。

コロナの影響でその初期からしばらくの間は、ワークショップが軒並み延期、中止またはオンライン(ZOOM)開催となっていました。オンライン参加には全く興味を持てなかったわたしは、それまで何かしら参加してきた“こころ・からだのことを体験的に学ぶ場”から結果的に離れることとなり、それっきりになっていました。最近ではリアル開催やハイブリッド開催のものもだいぶ見かけるようになっていますが、しばらく離れていたことでわたしは、なんとなく「戻るのが難しい」というか、興味をひかれるものがあっても以前のようにはスッと申し込めない、どうも躊躇して、足踏みをして、それで終わってしまう、そういう自分を何度も見てきました。コロナが心配で、ではなくて、ブランクに対する、あるいはブランクによる不安から、ですね。続けて参加していたときは、自分が思う以上に頑張っていたのかもしれないなぁ。

そんなわけで、1日だけとはいえ、リアル開催のワークショップに参加するのはけっこう久しぶり。ボディサイコセラピー1年目最後のトレーニング以来だから、約2年半ぶり、になるらしい。去年の夏頃までだったか、フェルデンクライスのグループレッスンにはときどき参加していたけれど、それは2時間程度のものだし、そこではほとんど口を開く必要もなければ、ほかの方たちと何かをするわけでもないので、わたしにとっては今回申し込んだようなワークショップとは気分的にだいぶ違うんですよね。

ともかく、やっと次の一歩のために動けた、そんな感じです。

初めての場に参加し、初めて会う人たちと一緒に、初めてのことをする。そして、ときには初めての自分に出会うことがある。とても不安だし、恐れもあります。だけどそれだけじゃなくて、今のわたしには好奇心があります。

いつも自分の知っているところにいて、知っていることだけをやっていれば、不安も恐れもあまりなくて、そういう意味では楽かもしれない。でも、そうやっていつも同じ範囲にしかいないことは、いつも“それ以外の範囲のところを体験しない”ということでもありますよね。そして、そっちにあるかもしれない楽しいことや嬉しいこと、自分の別の一面、能力、可能性、そういったことを知るチャンスが来ない、自分から捨てている、そういうことなんじゃないかなぁと。それって「もったいないなぁ」「つまんないなぁ」と思うんです。もちろん、こう思えているのは今のわたしであって、以前のわたしは不安や恐れのほうが断然大きくて、好奇心なんて芽生える余地もないというか、それで、とてもじゃないけど、新しいところ、初めてのところに入っていくなんて考えられなかったと思うけれど……。

今だって、不安や恐れがだいぶ大きいときは、無理に動こうとはしません。でも、ちょっとくらいなら、不安や恐れがあること自体はちっとも不思議じゃないと思うし、でも好奇心のほうに従ってやってみたらいいかなと。いつもの範囲からちょっぴりはみ出してみたい。「そこには何があるんだろう」って。

多分わたし、人一倍ビビりで臆病だと思います。警戒心もなかなか強い。ロルフィングも昨日申し込んだワークショップも、申し込むまでにたくさん迷ったり悩んだりしたし、申し込みの段階でもいろんな気持ちを感じて涙ぐんでしまったり……。ロルフィングは体験セッション当日の朝、

「わー、ちょっと恐くなってきた。大丈夫かなぁ。緊張するなぁ」

となってもいたなぁ。

涙ぐんだのは、自分の不安や恐れを感じるから。でも好奇心もあるのが分かるから。そういういろんな気持ちを持って小さな行動を起こし、また小さな挑戦ができるから。そんな今の自分が嬉しいから。その全部が自分だなと思えるから。

だから、それでいいじゃないか、と思う。

少し熱くなって書いてしまったようで……今、照れくさいです(笑)。

数日前に、やはりこころ・からだの勉強をしていて、セミナーの企画運営やセラピストとしての活動もしている友だちとお茶をしたのですが、来年の夏にある先生を愛知にお招きして、セミナーをリアル開催しようと計画中とのことで……!また1つ楽しみができました。その先生のセミナー、前々から興味があったんです。実現して、参加できるといいなぁ。

今はピアノを弾くことにしっかり時間を使っていきたいけれど、こころ・からだの勉強のほうものんびりと続けていきたいです。ワークショップやセミナーも、リアル開催のものにはまたときどき参加して、これからも体験的な学びを大切にしていけたらと思います。

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